あなたは正しく使ってる?!新型コロナ渦中、私がマスクをしない5つの理由
まわりを見ると、マスクをしている人ばかりだ。それもそのはず、新型コロナの渦中だから。
マスクが買えないと嘆いている人も多いのに、なぜかみんなマスクをしているという不可思議な現象。。
まあそれはいいとして、こんなさなかでも、私はマスクをしない。
その理由は、
みんなしてることはしたくないから
というのがひとつある。
しかしそんな事を言えば批判を食らうので、もっと理にかなった理由を述べていきたいと思う。
本当にマスクをすることが良いのかどうか、今一度考える機会にしていただきたい。
<話の流れ>
私がマスクをしない5つの理由
マスクをしている人は、マスクで予防できるとか、もし自分が不顕性感染していたら他人に移しかねないとか、顔を触るのを防げるとかという理由でしているのだろう。
しかし私は、主に下記の理由により、マスクをしない。
マスクの効果は限定的だから
真っ先に言いたいのは、マスクの予防効果についてだ。
かねてより色々な説があるが、最近では、マスクが新型コロナウイルスを防ぐことはまず無い、というのが有力になっている。これはニュース等で見たことのある人も少なくないだろう。
するとここで「飛沫がかかったりするのを防げるし、無いよりはあったほうが、少しでも多くのウイルスを遮れるのでは?」という人も出てくるだろう。
確かにそれは言えるかもしれないし、仮に事実なら潔く認める。
ただ、マスクの着用を考えたとき、機能性だけに着目していてはならない。使用方法や所作や癖など、行動パターンまでを含んで考えなければ意味がない。
というわけで次の理由だ。
マスクをきちんと着脱できる自信がないから
マスクに予防効果があると仮定しよう。
そこでマスクの効果を存分に発揮するには、隙間なくピッタリと顔にハマっている必要がある。
隙間があったら、そこで外気も呼気も流動してしまう。つまり、予防効果が半減してしまうのだ。アゴマスクなんて論外だよね。
「でも、少しでも効果があるならいいじゃない?」という声もあるが、私は違う。
マスクがズレたときに直す際や、マスクを着脱する際に、顔に触ってしまうリスクが生じる。顔に触れたら、せっかくの予防も台無し。手が一番汚いことは、言うまでもない。手経由でウイルスを忍び込ませる可能性もあるってわけだ。
マスクを一回一回交換できる自信がないから
マスクは、一度外したらゴミ箱に捨てないとダメ!
そのまま机の上に置いたり、ポケットにしまったりしている人はかなり多いと思われる。でも、そんなことをしたら、あなたのウイルスや菌をその辺にばらまく可能性が高い。また、フィルターの外側に付着したウイルスを菌や花粉を、自分の机やポケットで飼うことにもなりかねない。
マスクは、一度外したらそのままポイして、新たなものを使う必要がある。もちろん、取り出すときは清潔な手で。
そこまで完璧にやれるなら良いが、私はやれる自信がない。やってもいいが、マスクの数が足りないし、いずれ精神的にも疲弊するだろう。
布マスクについても、繰り返し洗えば良いのだが、衛生管理がなってないと、逆に雑菌を飼う羽目にもなる。
マスクを触った手でそこら中を触りかねないから
上の話にもつながるが、マスクは不衛生だ。
で、うっかりフィルターを触ってしまったとしよう。
その手には、ひょっとしたらウイルスがついてるかもしれない(実は感染してるのに症状がない不顕性の場合とかを考えてみてほしい)。
そしてその手で手すりやつり革やドアノブやコピー機やお金や品物を触ってしまったら、さあ、あなたはどう思うだろう?
平気だろうか?
まあ、そこまで神経質になる必要はないかもしれないが、ここまで考えたら、マスクのもたらすメリットって、デメリットに凌駕されるんじゃないか?って思えないだろうか。
もちろん、きちんと完璧に使用できる人なら良いが、私はできない。
要はデメリットのほうが凌駕してしまったから、マスクをしないに至ったのだ。
いざというときのためにストックしてあるから
マスクをディスっているように見えるかもしれないが、そんなことはない。
私は、今のところ症状もなく無事だが、いつなんどきかかるか分からない。
もちろん、症状が出たときは家から出ないことが肝心だが、もし仕事の途中で急に具合が悪くなったときは、どうしたら良いのか。
そう、そういうことがありえるから、数少ないマスクをカバンの中にストックしている。
症状がないなら無駄にマスクを消費したくない。デメリットもあるんだし。
というわけで、以上が主な5つの理由だ。
私はこう見えて潔癖性
「お前は屁理屈だ」と指摘する人もいるかもしれないが、実は私は潔癖性で、かつてはマスク人間だったこともある。常にマスクをしていて、神経質になっていた。
ところが、気持ちは低下するし、なぜだか風邪も引いた。胃腸風邪とか毎年かかってたなあ。。
そこで、めんどくさくなってマスクの回数が減った。
すると、風邪を引きにくくなった。
単なる偶然の可能性もあるし、免疫が形成されたのもあるが、不思議に思った私は、マスク効果について時折調べるようになっていた。
ちなみに、家族もあまりマスクしないが、至って元気で、インフルエンザにすらかからないほど(一度、葬式でマスクをした後にかかってたけど)。
科学的にどうとかは専門家じゃないから分からないけど、経験に基づくと、やはり盲目的にマスクを信用するのは違和感があるね。
マスクの流行には乗るな!
冒頭のほうでも述べたとおり、私は流行に乗るのが嫌いだ。
へそ曲がりであるといえばウソではないが、つまりは、ただただ疑いもせず、「マスクをしよう!」という世間の乗りに乗っかるのは良くない。
いや、ちゃんと考えてマスクをしている人なら良い。そういう人を否定するつもりはない。
しかし、世間体のためとか、なんとなくとか、予防効果があるのを盲目的に信用しているとか、そういった理由でマスクをしているなら、ハッキリ言わなくてもアホだと思う。
でもそういう人、多いんじゃない?
ああだこうだ理屈をこねず、「パフォーマンスです!」と宣言するならまだ可愛いけどね。
こういうときはマスクをしろ!
私は、一応社労士事務所に勤める人間として、労働安全衛生や安全(健康)配慮義務について考える機会が多い。
なので最後に、マスクをすべきときについてまとめておきたい。
あなた自身はもちろん、職場で采配をとる立場にある方も、ぜひ心がけていただけたら幸いだ。
風邪症状があるとき
言うまでもなく、咳やクシャミが出るなら、マスクをして飛沫を防ぐべきだ。これは以前、「風邪で咳が出るならマスクをしてくれ!絶対だ!」で述べたとおり。
あと、マスクするなら正しく使いたいもの。下手に着脱すると、先述したようにウイルスをばらまくことになる。
正対して喋るとき、頻繁に喋るとき
感染していても症状がない場合は、黙っていれば良いようだ。しかし、誰かと面と向かって喋るとなると話は変わる。
そう、念のため、相手にツバがかからないよう、防ぐ必要がある。
言うまでもないが、面と向かって食事をするのは危険かも。マスクしながら食事はできないからね。。
自分の顔が醜いと感じるとき
これはジョークだ。ごめんなさい。
自分の行動の癖に合った使い方をしよう
私は、決してマスクを否定するつもりはない。むしろ、自分の頭で考えた上で結論を出し、誰が見ても正しく潔癖的に使用できるなら効果抜群だと思う。
人それぞれで行動の癖があるわけだから、本当に正しい使い方ができるのか、というか、今現在において正しい使い方ができているか、しっかり考える必要がある。
じゃなきゃ、マスクが逆効果にもなりえるし、神経質に頑張ってつけても、疲れるだけで無駄ってことにもなりかねない。
マスクをしないと白い目で見られる日本になってしまったが、己を失わず、自分の頭で考えよう。
私は、色々考えた末、基本的にマスクをしない選択肢を選んだ。
本当に必要とする人が使えますように…
とも願っている。
そして、バランスの良い栄養と質の良い睡眠をとるよう努めることも重要だ。マスクをしながら仕事して疲れるより、マスクをしないで無理せずに過ごすほうがカラダには良いのではないだろうか。
ま、分かっちゃいても、なかなか難しいけどね、、、。