怒られた!時間外にLINEを確認しなかったことを…【R2年1月16日】
最近、LINE(以下ライン)に関する話題が多いが、今日もだ。
所長は外出中だったが、確認したいことがあったので、午前中に電話をかけた。
そしたら・・・
とにかく確認事項は済んだが、最後に何を言い出したかと思えば、昨夜のラインについてだった。
私は昨日、勤務を終わって、家でご飯を食べながら家族との団欒を楽しんでいた。当然ラインのことなんて頭になく、頭にあったとしても、時間外だし見る義務もないから、開かなかっただろう。
しかし、ちょうどそのとき、顧客から私宛てにラインが来ていた。
で、私は見ていないので当然知らない。返信なんてできやしない。通知もOFFにしてあったため、気づくなんてこともなかった。
結果的には、ありがたいことに所長が代わりに返信してくださった。
それでいい。
そこで終われば何も問題ない。
ところがだ。
所長は今日、そのことを怒っていた。
以下、私と所長の電話でのやりとり。
- 所長「あのさぁ、ライン見てる?」
- 私「はい、出勤してから確認しています」
- 所長「昨夜のお客さんからのライン、知ってる?」
- 私「はい。先ほど確認したんで」
- 所長「いや、先ほどじゃなくてさ、昨夜だよ」
- 私「・・・はい?」
- 所長「だから昨夜のライン!」
- 私「あ、はい、確認しました」
- 所長「確認しましたじゃなくてさ!きちんと見てる?」
- 私「昨夜は見てなかったです」
- 所長「なんで見ないの?」
- 私「・・・・・(なんでって、労働時間じゃないからに決まってるだろ)」
- 所長「見る気ないの?」
- 私「」
- 所長「もうちょっと責任感を持ってもらわないとねぇ。俺の言ってること分かる?」
- 私「はい、分かります。すみません。。。」
・・・こんな感じだ。
所長の熱意は理解できる。言わんとしていることも理解できる。
しかし、それは私の価値観には合わないし、なにより労基法違反ともなりうる。
ラインの束縛によって、日本中の労働者は苦しめられている。その現状があるから、私はそういう社会を少しずつ変えていきたいと常日頃考えている。
なのになのに、所長は真逆を行く。
ただ、今回のケースは、実は私にも非がある。
昨日の勤務時間内に顧客に送ったメールに不備があったのだが、顧客からのラインはそれに関することだったのだ。
顧客にとってはすぐさま返事が欲しかっただろうし、私もきっと、たとえ労働時間外であっても、気づいていたら慌てて返信したと思う。善意でね。
だからこそ余計に所長はカンカンになったのだと思う。私がミスしたことが原因の根源だったわけだから、事務所のイメージにも直結しうる事態だったのだ。
その点は、私自身の責任だ。本当に馬鹿なことをしてしまったと、ラインを見てから初めて思った。
そう、「ラインを見てから」だ。
いくら緊急のことであっても、ラインを開かなければ気づくことはできない。すなわち、ミスしたことを怒られるのは当然でも、「なんでラインに返信しなかったんだ」と言われても、それは結果論にすぎず、私の頭の中はハテナマークばかりだ。
というか、結局所長自身が返信してくださったわけだから、それで一件落着じゃないか。
私のような労働者は労働基準法に守られ、労働義務を負わない時間には業務を行わないのが原則。だからこそ、労働基準法に縛られない事業主が代わりになって業務をこなす。いや、そもそも、本来は事業主がやるべき仕事を、私たち労働者が代わりにやっているんだ。だから今回の事態では、所長が収拾をつけたのが本来の姿。
私はそう思っている。
労働者は事業主にとっての駒ではあるかもしれんが、駒である前に人間だ。事業主を喜ばせる立場であるかもしれんが、感情を持った人間だ。
こき使ってもらって構わないが、ケジメはきちんとつけてほしい。社労士であるなら、その誇りを持って労働者目線に立ち、さらには安心快適な職場環境を整えていくべきだと私は考えている。
話を戻そう。
とにかく労働時間外のラインは、私としてはありえない。善意で見たり返信したりすることはあるが、見なくて当然。返信しなくて問題なし。もうね、強要しないでほしい。
で、今日は、不快な思いで細かなタスクを片付けていき、無事に帰途についた。所長は終日外まわりだったので会わなかったが、明日は会うことになるかも。
何か言われるのかな。説教受けるのかな。
まあいいや。
というわけで、時間外ラインを滅ぼしたい方は、是非是非シェアをお願いします!声をあげて、時間外ライン厳禁を当たり前の世の中にしましょう!!