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時代遅れ!印鑑をもらって紙で提出するアナログ方式【R2年1月15日】

昨日は、13日の祝日出勤の代わりに休みをいただいた。

そして今日の朝一、所長と共に顧客の所へお邪魔し、社会保険の新規適用届や被保険者資格取得届などの書類に印鑑をもらってきた。

新しく会社を設立するときにはそういった書類が必要となり、さらに履歴事項全部証明書(登記簿謄本)や法人番号指定通知書のコピー、提出代行証明書などといった添付書類も必要となる。

しかし、そんなことは、社労士受験時代にはこれっぽっちも学ばなかったし、事務指定講習でも聞いてない(たぶん)。私にとっては真新しいことばかり。

昨日の午後は、上司の力を借りながら、どんな書類が必要か、書類を完成させるにはどんな情報が必要か、また、どんな準備をして顧客のところへ向かうべきかをおさえた。

で、結果から言うと、今日は無事に印鑑をもらうことができ、あとは頃合いを見て手続きするだけで良くなった。

手続きは、記入した紙を、添付書類を付けて郵送、あるいは直接年金事務所に持って行くことになる。

記入内容について多少気になる点はあるが、あとは運。行政はちょこちょこめんどくさくて、ちょっとの不備で返戻を食らったりする。郵送で提出したときは送り返してくるし、持参ならその場で突き返される。

・・・・・

そこでだ。

今回の手続きは、電子ソフトや電子サービスを使って行うこともできる。

その場合は、当然顧客のところに印鑑をもらいにいく必要はないし、何より手書きで記入しなくて良いから、作業的にははるかに楽になり、正確性も高まる。

私のいる事務所では、各種手続きや申請は、ほとんど電子ソフトを使っている。今の時代、電子ソフトを使わないと、その非効率さゆえに仕事が遅くなり、他の事務所に追い越されてしまう。ITに弱い者は淘汰されてしまうのだ。

だが、今回わざわざアナログ方式で事を済ませようとするワケは、顧客との直接的なコミュニケーションもあると思うけれど、今日中に手続きを完結したかったかららしい(所長談)。

そう、印鑑もらって必要事項を記入して、そのまま年金事務所まで提出しに行こう!という計画でいたわけだ。

結局、顧客の都合により手続きは延びてしまったけどね(^^;)

なお、電子手続きだと、直接提出することに比べると、ロスタイムが生じて受理されるのが何日も後になったりすることもある。

で、今回は、顧客の所に行くにも便が良く、半日もかからずに全て済ませられそうだったし、何より早めに手続きをしてあげたいという思いもあり、アナログ方式を採用したのだろう。

デジタルなしには仕事は進まない時代だが、アナログも、ときには有意義というわけだ。

しかしまあ、今回の仕事は、地味な給与計算に比べるとはるかに社労士らしい仕事だなあと思った。でも、給与計算は安定的な収入を得るには欠かせないもの。多くの社労士事務所が給与計算を請け負っているのは、それが理由。

そして今日の午前は、上記でほぼ終了。

午後は年末調整に関する作業を覚え(年始だけどw)、夕方くらいからゲリラ電話にさいなまれ、それらにまつわる処理に追われて居残り。

波瀾万丈な一日でやした!