社労士もプログラミングを学ばないと生き残れない時代
最近は、社労士の将来性を悲観する人も多い。たしかにこれまでの延長線上で仕事をするだけでは、先細りになる確率は上がってしまう。
しかし、これから、重要かつ将来性のあるスキルを身につけ、それを仕事に活かしていくことで、時代の潮流に乗りつつ社労士業に勤しめる可能性は十分にあると思う。
そのひとつの例がプログラミングだ。
私は先日からプログラミングを話題にしているが、それだけプログラミングが重要なものになってきているということだ。小学校でも2020年度からプログラミング教育が必修となったほど。
現業(現場の仕事)を貫くつもりがない限りは、どの業種に属する人も、プログラミングの勉強を進めたほうが良いだろう。
<話の流れ>
プログラミングの3つの生かし方
ここでは、プログラミングの3つの生かし方を挙げてみたい。
【1】プログラミングを社労士業に取り入れる
【2】プログラミングを必要とする副業をする
【3】プログラミングで独立する
では、ひとつずつ解説してみる。
【1】プログラミングを社労士業に取り入れる
社労士業だけで食べていきたい人は、日頃の業務にプログラミングを取り入れ、融合していくことが課題となると思う。
たとえば、プログラミングができるようになると、
・事務所のサイトの制作
・ECサイト(商品やサービスを販売するサイト)の充実化
・業務管理システムの構築
といったものを、他社に依頼せずとも行えるようになる。
そうすると、軽費削減を叶えられる上、自分で自分の思うような仕上がりに持っていくことができる。他社がやると、そのための打ち合わせや意思疎通が必要になったり、どうしてもズレが生じたりして、時間やお金のロスにつながってしまう。
自分自身でプログラミングができるのであれば、そのあたりを大きく効率化できる。
【2】プログラミングを必要とする副業をする
上記【1】と並行するのが一番理想かと思うが、社労士業ときっぱり分けて、プログラミングを使った副業をするのもアリだと思う。
つまり、社労士業とは全く関係のない業種(エンジニア、コーダー、デザイナーなど)を起ち上げて、そちらでも収入を確保するという方法だ。
ただ、事務所経営者の場合は、なかなか副業をしている時間がない人も多いので、主に所員(特に末端の所員)向けのお話となってくるかと思う。ただ、副業や兼業の禁止規定に引っかかってトラブルの原因となる可能性もあるので、注意が必要だ。
※ ちなみに、副業や兼業は、公務員でないなら法律的には禁止されていない。色々な会社が禁止規定を設けているのは、あくまで本業に勤しんでもらいたいことが主な目的ではないか?と思う。でもそれなら、趣味やボランティアだって同じだよねぇ・・・。おかしいね!
【3】プログラミングで独立する
プログラミングの将来性はかなりあると言われている。そのため、正直言うと、これから社労士業を選ぼうかIT業を選ぼうか迷っている方がいたら、間違いなくIT業をおすすめする。
今現在社労士事務所に勤めている人も、「この仕事、このまま続けるのは億劫だなあ」と思っているのであれば、プログラミングの学習を始めてみることを、ひとつ検討材料に入れてみてはいかがだろうか。そうすれば、何か見えてくるかもしれない。
もちろん興味がないのであれば、プログラミング学習を無理にやったところで、いずれ「こうじゃない」感が強まるのでおすすめできない。が、興味が少しでもあるのなら、学習してみることくらいは全然やってみたほうが良いと思う。
迷っている方は、エンジニアに相談してみよう!
私も最近、社労士事務所の仕事に辟易してきており、ついこのあいだ、エンジニアの方のカウンセリングを受けてみた。
私自身、プログラミングの経験はほぼ無く、あってもブログ等でHTMLやCSSをちょこちょこいじっていた程度(しかもせっせとググりながら)。だからほとんど右も左も分からない状態といっても過言ではない。
プログラミング言語には色々あるようだが、何をどうしたら良いのか分からない。また、どのくらいの期間学習をすれば、自分の腕を上げることができるのかも分からない。
だからカウンセリング等を受けて、自分の道の先をある程度見える状態にしようと思った次第だ。
カウンセリング等を受けられるスクールには、下記のものがある。
・TechAcademy(PR):オンライン完結型、オススメコース診断可能、無料カウンセリングあり ・テックキャンプ ※ 新型コロナの影響で、本来の内容とは異なる場合があるためご留意ください。 |
そこで私は「テックキャンプ」というプログラミングスクールのカウンセリングを受けてみた。そのときの詳細は下記の記事にまとめてあるので、是非ご一読いただきたい。
⇒ プログラミングスクール「テックキャンプ」の無料カウンセリングを受けてみた
またテックキャンプでは、無料のオンライン説明会
プログラミングが好きなら転職してしまえ~!
最後にお伝えしておきたいのは、もし今「プログラミングにとても興味がある」「プログラミングが好きだ!」という方がいたら、いっそのこと転職してしまったほうが将来性はあるだろう。
「一生懸命勉強して勝ち得た社労士の資格を捨てるのもイヤだ・・・」というなら、それはそれで別に良いとは思うけれど、人生をより豊かにしていくには、ある程度の決断も必要とはなってくるはずだ。
先ほどご紹介したテックキャンプを運営する会社の社長である “マコなり社長” は、下記の動画で転職の必要性について語っている。参考までにご覧ください。
というわけで、以上、社労士業に携わる人もプログラミングを学んだほうがいいよ!というお話でした。
プログラミングしか将来性がないわけではないが、興味があるなら、是非前向きに検討したほうが賢明だと思う。
⇒ 無料カウンセリングの詳細はこちら