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パワハラに関して管理職に相談してみた結果(感想)

昨日予告したとおり、上司のパワハラについて、さらにその上の上司(管理職)に相談してみた。

簡単に経緯をまとめると、私は、上司から度々、皆がいる前で大きな声でまくし立てられている。

そのときは、やはり心情的にはツラい。それだけでなく、

・その間、仕事の手が止まってしまう
・まくし立てられては話が入ってこない
・羞恥心と被害者意識だけが残る
・怒られないために仕事をするようになる(しかし注意された内容が頭に入っていない)
・場の雰囲気を悪くし、ほかの人にも嫌な思いをさせる
・とにかく無駄な時間と労力がかかる

といった悪影響があるので、むしろこれらのほうが私としては嫌なのだ。

まあ、パワハラのあるあるかもしれないね。

たしかにパワハラと言えばパワハラなのだが、その言葉を安易に持ち出しては、話の本質とは向き合えないため、パワハラというキーワードは一切用いずに相談に挑んだ。私は、被害者だと主張したいのではない。自身の状況をはじめ、職場環境を改善していきたいのだ。

というわけで、相談した結果(というか感想)をまとめました。

なお、1人だけに相談するつもりが、意図せず結果的に2人になったw もちろん別々に時間を設けて1対1で。

なので、そのうち一人を管理職A、もう一人を管理職Bとして話を進めていきます。

第一の感想:とりあえずスッキリ!

ひとりで悶々としているくらいなら、とりあえず吐いて正解!と改めて思った。とにかく溜め込むのは心身に良くない。

相手がどこまで私の話を聴き、どこまで理解したかは定かではない。が、率直に伝えることで(言葉を選びながら)、とにかくスッキリ!

その後、どのように状況が変化していくかは分からないけれど、現状として、スッキリして、仕事への熱量を取り戻すことができた!

第二の感想:やっぱり相談して良かった!

管理職Aは、今後、今回の相談による策であることを分からないように配慮しつつ、パワハラ上司にアクションをとってくださることになった。

すぐに状況が変わるとは思わない。でも、何かあったときには、それとなく指導をしてくださるそうだ。

だがAは、私にも改善策を提案された。いや、改善というより、コミュニケーション向上のためのアドバイスだろうか。パワハラ上司とのやりとりのみならず、もっと広くて長い視点から、将来に向かっての有益なアドバイスをしてくださった。

管理職Bは、共感しながら私の話を聴くのが中心だった。そしてAとはまた異なり、「まずは段階的にチャレンジしてみよう」といったアドバイスもしてくださった。

どういうことかというと、まずは私がパワハラ上司と向き合ってみようということ。言いたいことがあるなら、まずはそれを素直に伝える勇気を持とうということだ。

たしかに、私はパワハラ上司を可能な限り避けようとしていた面があるので、直接向き合って話をすることも必要だ。どうせ嫌われるときは嫌われるのだから、勇気を出してパワハラ上司に直訴することも視野に入れておきたいと思う。直訴しても効果がなければ、改めてまた管理職に相談していこうと思った。

ただ、今回の私の目的は、まずは管理職が、状況を把握して何らかのアクションをとってくださることにあった。そのため、とりあえず「ツラい」という話を伝えることができただけでも、私は相談して良かったと思っている。

第三の感想:後ろめたさや情けなさもある

パワハラ上司も人間だ。良い面もある。私にも改善点がいっぱいあるので、なんだか一方的だった感は否めない。

また、直接パワハラ上司と闘うこともせずに、安全な場所から手を回しているような感じもして、後ろめたく思ったのも事実。

普段から陰口を嫌う私だが、結局やってることが陰口っぽかった気もする。されたら嫌なことを自らやってるなんて、う〜ん、いただけないね。

だが、病んでからでは遅いし、職場そのものを改善していきたい思いが強いのもたしかだ。また、パワハラ上司との直接対決よりも、その上の上司がうまくマネジメントしてくだされば、事は穏便に済みやすい。私はそう思って、今回相談してみた次第だ。

総じて考えれば、理想形だったかどうかはともかく、相談したのは間違いなかったと私は思っている。

注意点

私の場合、まだ病むほどの影響を受けていない。

もし病みかけている人や病んでいる人だと、今回の管理職のアドバイスが逆効果となることもあるだろう。

心に余裕がなければ、管理職Aのアドバイスは問題のすり替えに思えるだろうし、パワハラ上司が嫌いで仕方ない状態ならば、管理職Bのというアドバイスは意味をなさない。そればかりか、管理職すら信用できなくなるところかもしれない。

私の場合は、全然病むほどではなく、ただ「ツラい時もある」という程度なので、まだ聴く耳を持つことができている。

これがもし今後、「月曜日か・・・。行きたくないな」という気持ちが大きくなったり、動悸や腹痛がするようになったら黄色信号。そこまできたら、より心理的なサポートを受ける必要が出てくる。さらに黄色から赤色になると、もはや医療関係者の力を借りずにはいられなくなるだろう。

だからこそ、私自身を含め、職場の皆がそうならないよう、悪い芽は早めに摘んでおきたいのだ。

今回のお話は、心身が比較的健常な状態である前提なので、本当にパワハラで病んでいる人には役に立たなかったかもしれない。が、黄色信号になりかけている方や、まだ青信号だが黄色を未然防止したい方には、是非参考にしていただけたら幸いです。

 


 

わざわざ時間を割いてくださった管理職のお二方には感謝です。

ないとは思うが、もしこれをご覧になっていたら、そっとしておいてください m(_ _)m