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おい上司!部下に対して「前にも言ったよね」「仕事遅いね」と言ってるだろ?

得意顔でマネジメントをしてくる上司に辟易している部下は、この世の中に山ほどいると思う。

マネジメントと呼べるものならまだしも、ただただ上司が悦に浸っているだけっていうケースも多いだろう!

私は社労士事務所に勤める者として、マネジメントについては常日頃から考えている。

そこで興味深い、というか「だよね」と思わずにはいられない記事がヤフーに出ていたので、紹介しよう。

これだ!

上司の勘違いマネジメントにうんざり…部下の疲れが倍増する言葉2位「前にも言ったよね」1位は?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00015259-toushin-life

2位は「前にも言ったよね」で、3位は「仕事遅いね」などだ。

では、1位は何か、考えてみよう。

あえてここでは答えは言わないが、きっと、多くの人が人生で一度は口にしたことのある言葉だろう。

その言葉を言われた暁には、「それはお前の世界での話だろう!」「地球はお前中心に回っちゃいねーよ!」と叫びたくなると思う。

世の中には、そりゃ一定の決まり事だったり共通認識だったりが存在するけれど、大前提として、私とあなたは異なる人間なのだ。生まれ育った環境も境遇も違うし、自分が存在してきたアドレスやベクトルも違う。

それに、90%の人が「1+1=2に決まってる」と正しい事を言って、ごく少数の人は「え?3かもよ?」と言っても、その少数の意見までもが正しい事は往々にしてありうる。

ここで「3なわけないでしょ!」と言っちゃうと、当然新しい世界は見えてこないし、その人の人格や個性をさえも否定することになりかねない。そもそも宇宙のほとんどが解明されていないわけだから、定まった答えを頑なに守り続ける姿勢ほど馬鹿馬鹿しいものはない。

上司が部下にマネジメントをするときは、批判等はずっと後の話で、まずは否定せず傾聴し、承認することから始めるほうが建設的だと言えるだろう。

承認があるからこそ、褒めたときに部下は喜ぶし、叱れば反省できる。

その承認というものは、当然一朝一夕では薄っぺらいものなので、月日をかけて熟成していく必要がある。

頭ごなしにビービー言ったって、部下のその場しのぎのパフォーマンスは向上しても、心は凍ってしまうし、モチベーションも上がりゃしない。長い目で見たらデメリットばかりなのだ。

というわけで、目を引く記事があったので、持論を交えて紹介してみました。

そして最後に。

ご紹介した記事のコメント欄には、反面教師としたくなるコメントがたくさんある。部下に嫌われる上司の典型例だ。