マスクがなくなったときは意識を変えて!悲観的になる必要はないんだから!
「マスクのストックがついに切れた」といった声を、ネット上で散見する。
そりゃ仕方ない。売ってないんだから。今マスクをしている人の中には、同じやつを使いまわしている人も多いだろう。そのせいか、「紐がほつれてしまった」という人も見かけた。
では、マスクがなくなったら、どうしたら良いのだろうか。明日から堂々と外を歩けないのではないだろうか。。
だが、悲観的になる必要はない。
マスクマスクマスクマスク!と〇〇のひとつ覚えのように聞かれるが、今一度マスクのメリットとデメリットに着目し、本当に装着しないといけないものなのか、あなた自身の意識に問いかけていただきたいと思う。
マスクなんかよりもずっと気にしないといけないことがある。しかしそこは無頓着な人が多い気がするので、それについても述べていきたい。
<話の流れ>
マスクがないなら ないで なくていい
結論から言うと、マスクなんか、ないならないで、なくていい。
こういうと多くの人は「え!?あなた正気?」と言うかもしれないが、正気だ。
ご存知かもしれないが、マスクの効果は限定的だと言われている。マスクをしても、大きな予防効果は期待できない。
でも私は、それを理由に「なくていい」と言っているのではない。
本当の理由をお伝えする前にメリットとデメリットをざっくりまとめてみたので、参考にしていただきたい。
マスクのメリットとデメリット
マスクの主なメリットは、
- 顔を触らずに済むようになる
- 自分の飛沫を飛ばさずに済むので、自分が感染していたときの感染拡大防止になる
- ノドの保湿に加担する
といったところ。これらを理由にマスクをしている人は多いし、私が職場で議論したときも、やはり相手は上記の事を強く持ち出してきた。
一方、主なデメリットとしては、
- かえって顔を触るようになる
- 完璧な衛生管理をしないと逆効果
- 新鮮な空気を吸う量が減る上、肺に負荷がかかる
といったものがある。
しかし、その辺を考慮せずに、一辺倒に「マスクをすれば良い!」と考えている人が多い気がする。
人によって癖や管理方法が異なるしマスクの機能にもよるので一概には言えないが、上記のようなデメリットがあることをきちんとおさえた上で、マスク効果について考えていきたいものである。
私は、以上のことを総合的に考慮し、さらには全国的なマスク不足についてもかんがみ、基本的にはマスクをせず、いざ自覚症状が出たときだけマスクをするようにした。
私がマスクをしない理由の詳細については、是非「あなたは正しく使ってる?!新型コロナ渦中、私がマスクをしない5つの理由」をご参照いただきたい。
再確認!マスクよりも大切なこと
マスク効果は限定的で、人によってはデメリットのほうが大きくなる可能性すらある。
だから、マスクをしていれば安心だとは、口が裂けても私は言わない。
そもそも、マスクをしていても、次の対策を講じていないならば、新型コロナウイルスをはじめ、他の感染症にもかかりやすくなるだろう。
- 手を洗うときは、手首や指と指の間、爪の隙間までしっかり洗う
- 極力外出しない
- 3密を避ける
- 換気を心がける
- 他人が触れた物に触れたら、そこにはウイルスが付着していると判断する
- マスクを一度外したらすぐに捨てる
- マスクを着脱時やズレを直す際に顔に触れない
- マスクを触ったらしっかり手を洗う
- 洗わずして同じ服を着まわさない
- しっかり睡眠をとる
- 食べすぎないよう気をつけた上で、バランス良く栄養を摂るようにする
- 正対して喋らない
- 食べ物や飲み物の上で喋らない
- スマホなどを消毒する
- 思考停止にならない!
・・・細かいことを挙げるときりがないので、最後は思考停止にならない旨で終わっておいた。
あと、この前「マスクより手洗い!新型コロナ予防で大切な13の対策と鬱予防」という記事も書いたので、是非!
悲観的にならないで!より大切な対策に力を注ごう
いくらマスクをしていても、先述の対策が疎かであればあるほど、新型コロナウイルスにかかる確率は上がってしまう。
マスクを着けていないと安心できない人も、まずはマスク以外の対策がきちんとできているかを、この際見直してみてはいかがだろうか。
マスクのストックがなくなったらなくなったで、他の対策をうんと強化すればOK。
感染予防の大きな目的は、自分の飛沫を飛ばさないこと、自分の免疫を下げないようにしておくこと、物などを通じて感染しないことにあると思う。
それらを実現する上で、マスクが万能選手とは到底思えない。
本当の本当にマスクを必要としている人(明らかに症状が出ている人、医療関係者、飲食関係者、マスクをしないと気が狂いそうな人)もいるので、そういう人たちに在庫がまわるよう、私は努めたい。
これから夏も来る。マスク汗疹や熱中症、マスク焼けも気になる季節。そして今回のようなウイルスは、いつまた侵略してくるか分からない。いつまでもマスクマスクと固執してはいられない。
最後になるが、私はマスク装着を批判したいわけではなく、マスクのメリットやデメリットや在庫状況を考え、その上で自分に合った使い方をしていこう(しないならしないもOKだし、なくなっても悲観的になるほどマスクが凄い物とは思えないよ)ということがお伝えしたかったまでだ。
パフォーマンスでもマスクをしないと白い目で見られることも増えてきた気がするが、ひとりでも多くの人が “考える” ことを放棄せずに、新型コロナ禍を乗り越えていけたらいいなあと、強く願っております。