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事務の仕事は雰囲気が悪い?陰湿!?と思ってる方へ

私は、事務の仕事のすべてを見てきているわけではないので、今回の話は居酒屋でほろ酔いしているオッサンのようなもの。ご了承ください。

ってことで、早速事務の仕事の雰囲気について語ろう。

はっきり言うと、事務の仕事は、雰囲気が悪いケースが多いと思います
ドラマとかに出てくる、あの颯爽とした雰囲気はあまり無いかも?です。

というのも、実際Googleの検索窓に「事務 ふん」と打ちかけた時点で、「事務 雰囲気 苦手」「事務 雰囲気悪い」という検索候補が出てきたからだ(2020年10月19日現在)。

候補に出てくるということは、多数の検索者がいるということ。ただ気になって調べている人も多いだろうが、実際に事務に就職して、なんとなくそう感じ始めた人も調べているように思える。あとは、他職から見た事務員の姿なのかもしれない。

私の肌感覚でも、これまでの事務仕事を振り返ってみると、雰囲気が良いとは言えない。というより、常に雰囲気が悪いというわけではなくても、悪い瞬間があるため、その印象が強く心に残るといった感じだろうか。世の中には常に雰囲気がエグい所もあるかもしれないが、、。

特に事務の仕事は、長時間腰をかけ、黙々と作業に打ち込むという特徴がある。部屋はシンとして、電話の音がその沈黙を破る。そんなのは日常的によくある光景。

だが、やはり人間だから、集中力が切れたり、カリカリしたりして、どうでもいい会話が始まったり、怒りが放出されてしまったりすることもある。特にじっと静かに作業をすることが苦手な人は、そういった脱線が多くなりがちだ。

気分転換は必要だ。しかし、沈黙の多い事務員というのは鬱憤を溜め込みやすく、ふとした瞬間に毒づく。

たとえば、女性が集まれば、ママ友同士の井戸端会議みたいなものが始まることがある。アイドルがああだこうだとか素敵なカフェがオープンしたとか、そういう話なら良い。が、そこにいない人の悪口を言い合って笑って憂さ晴らしし出すこともあるのだ。

それは、見ていて不愉快なものだ。自分の悪口を言っていなくても、自分がいないときは陰口を言われている確率は高い。彼女らは、いない人のことを言うのだから。現に仲間に訊いてみると、私がいないときは、やはり私の悪口を言っていたりするらしい。

そういうものはまあ放っておけば良いのだけど、厄介なのは、直接絡まれるケースもあるという点だ。

たとえば、学校でひとりの人間がいじめのターゲットにされるといった話がある。事務の仕事でも、そういう陰湿な出来事がある。資料のまとめ方、電話の応対の仕方など、一つひとつにいちゃもんをつける。ひどい場合には、デスクやロッカーにいたずらをされるケースもあるだろう。

まあ、そんなことは、事務の仕事に限らず、どの仕事にもあると推測する。

・・・悪いことばかり書いてしまったが、脅すつもりはない。そういうのが無い所は無いんだろうから。

もっと重要なことは、そういう雰囲気の悪さを生んでいる元凶たる職場環境や働き方にあるだろう。

閉鎖的な空間、細々した大量の仕事、神経を使うデータ管理、ミスすると経営にも響きかねない責任、仕事の割り振りのアンバランス、笑顔になる機会の少なさ、パソコンに操られる人間、人に観察されやすい座標、運動不足・・・等々、あげればキリがないだろう。

そう、陰的なストレス要因が数多く存在するのだ。そういったストレスに日々苛まれていると、当然、心も歪んでくるものだ。

「事務の仕事は、ただ座っているだけで楽でイイな〜」と、私も昔思っていた時代がある。

たしかに肉体的には楽だ。しかし精神的には疲れる。

これから事務職に就きたいと考えている方は、そのあたりを考慮に入れるべきだろう。

が、その望みをへし折りたくはない。

事務という仕事だからこそ、せめて心の中は笑顔でいることか大切だ。作業の一つひとつを面白がる感覚で業務に勤しめば、ストレスもフッと軽減される。そう意識していると、紙がビリっと裂けてしまったときでも、クスクスと笑いが込み上げてくる。・・・側から見るといかれた人に見えるかな??w(でも最近はマスクのお陰でニヤついた顔を見られずに済む)

事務職は、黙々と作業をすることが好きな人には天職ともなりうる。まわりに変なヤツがいると厄介だが、自分のメンタルをコントロールする術を身につけるチャンスにもなる。さらには、あなたの存在そのものが、職場の雰囲気を改善する要因となる可能性もある。

だから、悲観するのは間違っている。

逆に問うと、じゃあ、雰囲気の良い仕事って何だろう?陰湿さのない人間関係って、、??

・・・考え出したらキリがない。

もちろん、雰囲気が良くて陰湿な人もいないのが理想だし、目指すべきだと思う。

が、他人を変えることは不可能。

だったら、自分自身を変えていくしかないのだ。