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どうせ『エッセンシャル思考』を読んで感銘を受けるちっぽけな人間ですよ!

『エッセンシャル思考』という本が有名なので、私も読んでみた。

エッセンシャル?何それ?シャンプー??

・・・いえいえ、エッセンシャルってのは「必須の」という意味。だから今回の本では、必要不可欠なことに精を入れるといった思考について述べられているわけだ。

私は、この『エッセンシャル思考』を読んで、正直感銘を受けた。

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「社会人として当たり前なことしか書いてない」
「こんな本に影響を受けるなんて、ちっぽけな価値観だ」

みたいなことを言ってる人もいたが、悪かったな!ちっぽけな人間でw

で、あまりレビューをダラダラ書いてしまってはエッセンシャル思考に反するので、ここではざっくり簡潔にレビューしていこうと思う。

ワークライフバランスや生産性を重んじた生き方

私の視点からは、この本は、ワークライフバランスや生産性を重んじた生き方を推奨する指南本だと思った。

仕事に忙殺されたり、人間関係に振り回されたり、物事の優先順位をごちゃごちゃにしてしまったり、義理や人情を重んじすぎて無駄が増えたり・・・そういったことは、誰にでも経験があると思う。

その悩みを打ち破ってくれるのが、今回の「エッセンシャル思考」だ。

科学的にどうかという情報はあまり載っていないので、エビデンスというものがないと行動に移れない石頭には、到底おもしろくない本だと思う。

主に偉人の思考についてを例に挙げつつ、生き方の改革を提案してくれているので、自分が良いと思った点を採用してみると、人生はより良くなるに違いにない。

優先順位をつけるためにじっくり比較検討したり、本当に大切なものを厳選したりして人生を築いていくというわけだ。

「より少なく、しかしより良く」が合言葉♪

0か100ではないんだよ!

数々のレビューを読んでいると、もちろんベタ褒めレビューも多いが、批判もそこそこある。

「目新しいことはなかった」とか、
「当たり前のことばかりだ」とか、
「科学的な根拠に乏しく、事例ばかり」とか。

そういった批判は別に良いと思う。個人の感想でもあるし、事実でもあるから。

ただ、

「これをすると人間関係が崩壊する」とか、
「無理だ。危険だ」とか、
そういった0か100な批判レビューは、ハッキリ言って意味がない。

0か100ではないのだ。
だれも100やれとは言っていないし、今回の本にも、やれるところからでいいといった論調で話が書いてある。

だから、自分にとって必要だとか、採用できそうだなと思う部分だけでもいいから、改革を起こしていけば良いのだ。

0から1になっただけであっても、それは素晴らしいことだと思う。

あと、思うんだけど、この手の本を「当たり前だ」という感想についてなんだが…。
別に個人の感想だからいいんだけど、もし当たり前に全部できていたら、それはもうすごいことだよね。エッセンシャルな行動って、なかなかやれるものじゃないと思うよ。。

私が実際に始めてみたエッセンシャルな行動

私は、晩御飯の時間に、スマホを見ることをやめてみた。

そもそもがマナー違反だったのもあるが、やっぱり、スマホを見ながら食事をすると、なんとなく落ち着かなかった。

しかし、スマホを置いて食事をしてみたら、あら不思議!
料理の味がグッと深まり、家族との会話も増え、ゆったりとしたディナータイムとなった

あなたももしまだやっていないなら、騙されたと思って是非やってみてほしい。きっと素晴らしいディナータイムになるはずだから。

でもいきなりすべてにおいてそれをやっちゃうとキツいから、晩御飯だけとか、そういった一歩からスタートしてみることをオススメしたい。

心に刺さった箇所のメモ(引用)

  • 死を迎える患者「自分に正直に生きる勇気がほしかった」
  • イエスかノーか正しく決める
  • 決意
  • より少なく、しかしより良く
  • 絶対に確実と思われる投資先だけに限定
  • ある種の努力は他の努力よりも指数関数的に大きな成果を生む
  • 何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」を言うこと
  • パソコンやスマートフォンはすべて電源を切り
  • 毎日合計2時間の空白
  • 快適な気候と健全な生活
  • よく練習するだけでなく、よく眠る
  • レム睡眠
  • 「やろうかな」程度のことなら却下する
  • 本当にやりたいことや得意なことがあるなら、そのことだけをやりなさい
  • たったひとつ
  • 他人からのプレッシャーに負けず、きっぱりと上手に断る
  • 何を失う
  • 自分の時間を安売りしない
  • 予定を確認して折り返します
  • どれを後まわしにしましょうか
  • 品質が落ちてしまいます
  • 手に入れるためのどれだけのコスト
  • どんな犠牲を払う
  • 5秒だけ待つ
  • ためしに、その行動をやめてみるか、あるいは簡素化してみよう
  • 選択肢を減らす
  • 結果に対する行動の比率を減らす
  • 何もしないことを選ぶ
  • 呼吸するように、自然に生き方を編集
  • 一度でも例外を許したら、その後は例外だらけになってしまいます
  • 1・5倍に増やして締切を設定する
  • 一つひとつの行動を冷静に検証し、どこが本当の問題なのかを見定めよう
  • 小さくても前進しているという手応えがあれば、未来の成功を信じられる
  • 小さく始めて、日々の小さな進捗を評価する。それを何度も何度も繰り返す
  • 『トリガー』『行動』『報酬』
  • 悪い習慣を変えるためには、行動自体よりも、それを引き起こすトリガーに着目すべき
  • 1日の最初に最難関のタスクを片づける
  • そのときは体と心がぴたりと一致している感じがした
  • その感触は、食事を終えても消えなかった
  • 今だけを見る
  • 本当に重要なのは何か?
  • それ以外のことは、全部捨てていい
  • シンプルであること

以上は、私が読んで心に刺さった箇所に線を引いた文言だ。
あくまで備忘録。誤解もあるといけないので、前後関係を把握するためにもぜひ本を読んでほしい。


以上、『エッセンシャル思考』についての簡単なレビューでした。

レビューなんて読むよりも、早く買って読めばいいのに。

私は、レビューを読むと人々の意見に影響されるから、なるべく読了後にレビューを読むようにしている。あなたも是非そのようにしてみては!?
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なお、漫画版(PR)もあるようだ(私は読んでない)。