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クビ!?所長から呼び出しを食らう【R1年12月6日】

業務はとにかく地味だ。イメージしていた社労士業とはかけ離れている。

それもそのはず。

私の職場は、給与計算が主だからだ。

社労士試験の勉強をしていても、給与計算のことはほとんど学ばない。学ぶのは法的なことばかり。ソフトの扱い方、データの解釈や取り扱い方、明細書の見方など、実務的なことはテキストのどこにも書いてなかった。

そもそも、給与計算は、社労士でない人たちもやっている。各会社の人事労務課や総務課の人たちだ。

事務作業ではあるが、お金に関することなので、ミスは許されないという責任もつきまとうし、人々の将来を背負っているという重荷もある。

しかし給与計算は、労務管理をする上で触れるべきベースとも思う。数値から人間ドラマが見えてきたらお手のものだろう(私にそんな時は来るのだろうか・・・)。

さて本題だが、2019年12月6日、私は、上司経由で所長に呼び出された。

私は「何か悪いことしたかな」「ひょっとして試用期間だけで雇い止め?」と思いつつ所長室へ入り、扉をしっかり閉め、所長の前に座った。

ドキドキ、、、。

そして彼は口を開いた。

「たまにはこういう面談も必要だと思ってね。最近どう?」

・・・たじろぐ私。

一個一個の会話を書いても冗長になるだけなので掻い摘んでまとめると、要は、私が業務を苦に感じていないかとか、将来はどうなりたいのかとか、そういった質問を投げかけられた。

実は、いつも丁寧に教えてくださる上司(管理職)が、近いうちに退職することになっており、そのせいもあってか、私を近い将来、そのポストにつけたいようだった。

で、所長は「ああいった立場になりたいかどうか、この場ではっきり言ってほしい。スキルとか関係ない。やる気の問題だから」と攻めてくる。

私は、とりあえず今の仕事に慣れることしか考えてなかったが、将来給料は増えてほしかったので、できれば上司の立場になりたくはあった。

でも、なかなかの難問だ。

やる気が無いわけではないが、不安も多い。まだ業務の内容が俯瞰できておらず、何が待ち受けているのか分からない未来だ。

そんな未来に対して「やる気の問題だ」と言われても、ちっともピンと来ない。

ま、その場は所長に忖度して「やる気あるのでやります」と答えたが、自分自身は全く納得してはいなかった。かといって「やる気ない」と言えば、雇い止めを食らう可能性も無きにしもあらずだし、雇い止めされずとも私のスキルアップも並大抵のものにとどまるだろう。

だが、そもそも私は、未来のビジョンとか、具体的にどうなりたいとか、そういうのはあまり興味がない。過去でも未来でもなく、「今」何をしたいかが重要だと考えている。あとはなるようにしかならないし、やりたいようにやっていれば、キャリアはあっちから近づいてくるものだ。

・・・とかっこつけてみるw

あと、所長からは「ほか、何かあれば言ってくれ」と言われたので、自分自身けっこう繊細であることや、その他個人的な事も伝えておいた。

所長の目にはどう映ったか分からないが、ま、病んだら元も子もない。社労士(私はまだ補助だが)はメンタルヘルスマネジメントの分野も守備範囲に持つ以上、心身の不調を未然に防ぐためのセルフケアは、最低限きちんとすべきだと思っている。上司は「そんなの綺麗事だ」と言うけれど。。

以上、所長に呼び出されたエピソードでした。