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スルスル入った!「人を操る禁断の文章術」レビュー

いかにも怪しげなタイトルの本。

『人を操る禁断の文章術』

誰もが少しは人を操りたいと考えているはずだ。それが人間ってもん。

自分の思いどおりにコントロールする・・・。文章でそれができたらなおうれしい!

もちろん私にも、そういうよこしまな考えがひそんでいたので、つい買ってしまった。

とはいっても、人を支配したいとかではない。このブログで、少しでも有益な情報を分かりやすく伝えて行動に移してもらえるように、と思っていた次第だ。

一見、とっつきにくそうだったが、この本はスルスル読めた。さすがメンタリスト DaiGo さん。読みやすいように工夫している。

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というわけで、今回はそのレビューをしていこう。

「人を操る」ってどういうことか

タイトルには「人を操る」とあるが、これを見ると、自分の思いどおりに人をコントロールして、自分の立場を優位にしたり心地良くなったりすることを指しているようにも思える。

しかしそうではない。

伝わる文を書くということ

平たく言えば、人に「伝わる文を書く」ということになる。

SNSやブログ、そして仕事やプライベートでのメールなど、あらゆるシーンで使える文章の作り方が書かれている。

相手にとってもらいたい行動やアクションがあると思うが、文章でそれをうまく伝えるにはどうしたら良いのか?が分かる内容になっている。

裏ワザやは皆無

だから、「操る」というと魅力的かもしれないが、なにもやましい意味ではない(捉え方次第)。

逆にいうと、意のままに人を操りたい人には不向きな本といえる。裏ワザ的なものではなく、当然だが実践には努力を要する

そこを履き違えると、「なんだこの本!タイトルで釣りやがって!」と思ってしまうことになる。でもいわば、そういうこと。←この意味わかりますか??

わずか2時間でスルスル読めるほど読みやすい

200ページ近くあるが、2時間もあれば読めてしまうほど読みやすい。

まえがきを読んでワクワクし、その調子でザザザーッと読んでしまった感じだ。

スッカスカというほどではないが、余白が程良くある。目にやさしいし、威圧感もない。まあ、この手の本にはよくある余白感。

でもそれだけでなく、文章自体が読みやすいので、「ああ、こうやって書けばスルスルと読んでいけるのか」と勉強になった。内容自体ももちろん勉強になるものだったけど。

この本が合う人・合わない人

この『人を操る禁断の文章術』にはメリットもあるがデメリットもある。つまり、この本が合う人と合わない人がいるということだ。

以下、先にこの本が合わない人についてまとめてみた。

合わない人

・人を意のままにコントロールしたい人
・文法的に正しい文章を書きたい人
・楽な裏ワザ的方法を求めている人
・美しい文章を書きたい人
・コピーライティングの専門書を求めている人

「うさんくさい」と感じた人もいるようだが、私としては、うさんくささはあまり感じなかった。だけど専門的というほどでもない。

とっつきやすく学びも得られるが、もう少し深く踏み込んでほしい部分もあった。あくまで私自身の感想。

合う人

・コピーライティングに苦手意識がある人
・いいねやシェアを集めたい人
・多少汚くてもいいから伝わる文章を書きたい人
・ササッと勉強したい人
・学んだことを地道に実践していく気のある人

コピーライティングをはじめ、あらゆるシーンで文章を活用している人に広く役に立つ本だと思う。

割とサクサク読めるため、忙しい人にも適している。

ただ、この手の本は、読んだだけで満足しやすい。それでは身にならないので、すぐさま実行するだけの気概は必要。じゃなきゃ買っても無駄。

この本に関する口コミ

文を書くことを生業としている人にとっては、この本は読んで当たり前の本らしい。そのためか、口コミもかなりある。

以下、低評価を下している口コミと、高評価を下している口コミをご紹介するので、ぜひ参考になさってみてください。

低評価の口コミ

誰でも知ってる常識的な内容で、これで本を出されても、買わされたほうはたまりません。
(Amazonのレビューより)

ブログ執筆で上手く文章が書けなくて悩んで本書を購入しました。たしかに書いてることに説得力はありますがじゃあ実査にどうするの?となるとどう書いてよいかわからなくなります。また紹介されているテクニックは豊富ではないので伝えたいことをここで紹介されている型にはめることが難しい。この後にライティングの本を色々読みましたがライティングはもっと分厚い本で学ばないと身につかないと思いました。
(Amazon のレビューより)

https://twitter.com/hiroro_215/status/1339026035862429698?s=21

メンタリストDaiGoさんの「人を操る禁断の文章術」を途中まで読んだ。
今のわたしにはあんまり響かなかったかな?たぶん全然文章を書いてなくて文章について悩んでないから😅。
Kindleに入れてるからまた状況が変わったら読んでみよう。……

以上のように、常識的な内容だったとの声がある。なので、ひと通り勉強したことがある人には真新しい情報はそう多くないかもしれない。

また、コピーライティングをあまり使わない人にとっては無用の長物となりかねない。

では、次は高評価の口コミ。

高好評の口コミ

…さっそく反響目的の営業メールで実践した
ところ、効果が上がりました!

単に同様の本の寄せ集めとの批判も
あるけれど、それを手練れのDaiGo氏が
まとめて、メンタリズムの素人でも
期待した効果を得られる様にTODOに
落としてある所が本書の唯一無二の価
値だと思います。

一度手に取っても損は無いですよ。

(Amazon のレビューより)

https://twitter.com/ypwhim/status/1352029850589044737?s=21

人を操る禁断の文章術、読了です。

人の感情をどういうものでフックできるのか、メンタリストDaiGoさんならではのノウハウが集約されていました。

文章を書く前に構成設計をするのはもちろん、読んだ人にどう行動してもらうかも練る必要があることを学べた一冊。おススメです📚

人を操る禁断の文章術

意欲の乏しい私も、文を書きたくなった。

心を揺さぶる文章は人を動かし、人生を変えることができる。文章術を身につけることで、私の人生も変えられるのかも知れない。そんな気持ちになる本で、私もDaigoさんに操られているのだと思う。

この最後にご紹介した口コミは、まさに核心をついている気がする。

こうやってブログにまとめている私も、メンタリスト DaiGo さんに「操られて」しまっているのかもしれないw


以上、『人を操る禁断の文章術』についての読了レビューでした。

コピーライティング関連の本をあまり読んだことがない人は、ぜひ読んでみてください。読んだその日から実践できる内容ばかりなので。

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ここからはついでのお話なので、興味がある人だけで読んでほしい。

コピーライティングをしっかり専門的に学びたい人もいると思う。

そういう人が持っておいたほうが良いバイブルがあるので、下記の記事を参考になさってみてください。

これは必読!集客率・クリック率UPにつなげるひとつのバイブル

今回ご紹介した『人を操る禁断の文章術』も、このバイブルに影響されて書かれている部分も多かった気がする。第一、このバイブル、DaiGo さんも推薦しているからね。

なお、私自身、DaiGo さんのことが好きってわけじゃないので、そこんところ間違えないようにしてくださいネ。でも嫌いな人からしたら、どちらも煙たい本なのだろうなあ。。