部下に挨拶すらまともにしない上司は、人間としてダメ!
身近に、部下に対して挨拶をしない上司はいないだろうか?または、挨拶はするけど、どこか冷ややかだったり・・・。
ネットで調べてみても、そういった声は多い。
でもハッキリいうと、
そういう上司は、上司失格という以前に、人間としてダメだ。
もう性根が腐っている。
まずはその理由から述べていき、対処法を唱えていこうと思う。
<話の流れ>
挨拶しない上司がダメ人間である理由
理由は簡単。部下を完全に見下しているから。
それ以外に何がある?
たしかに、忙しくて挨拶まで気が回らなかったとかはあると思うが、今回のケースはそうじゃない。いつも決まって挨拶をしない上司のことを言っている。
挨拶は絶対的なものだ!とまでは言わないが、部下がコミュニケーションをとろうとしているその努力を踏みにじるのは、完全に部下を見くびっているとしか思えない。
「なんでこいつに頭下げないとダメなんだ」と考えているのだろうか?
だとそればちゃんちゃらおかしい。挨拶を頭を下げることだと認識している時点で、挨拶の意味を履き違えている。実に痛々しい。そもそも、挨拶で頭を下げたとしても、挨拶なんだからいいじゃないか。
「上下関係抜きに、あいつが嫌いだから挨拶するなんて生理的に無理!」というなら分からんでもないが、上司たる者、そんな小さな器で良いものだろうかと思っちゃうねぇ。
挨拶は心をほぐす潤滑油
挨拶ひとつで、ほんの少しだけ意思疎通にもなる。
そう言うと体育会系チックに思われるかもしれんが、そうじゃない。
何かイヤなことがあっても、挨拶を交わすと不思議と心が和んだりもするし、仲間意識も芽生える。だって、挨拶は、お互いの存在を承認し合う行為だから。
また、毎日きちんと相手の表情を見て挨拶すると、その日その日の機嫌もなんとなく読めるようになる。
ただ、自分だけにつれない態度をとるなら、それはダメだ。もちろん人間としてね。
挨拶しない上司を挨拶させる方法
さて、ここで対策を述べよう。
部下にまともに挨拶してこない上司をまともに挨拶できるようにする方法は、そう、
ありません!
残念だけど、挨拶しない人を挨拶させる方法は、基本的には存在しない。だって、そいつは部下のことに挨拶したら負け!という、意味不明な感情で生を営んでいるのだから。
彼 彼女にしてみれば、部下に挨拶をした時点で敗北、つまりは死を意味する。
そこにちゃんとした理屈があればまだ望みはあるかもしれないけど、部下のことを見くびっている曲がった上司を矯正することは、部下側からしたらまず無理。それに、さらに上の上司に相談したとしても、まともに取り合ってはくれない(ダメ人間を上司にするような会社は、その上の人もダメ人間であると思っておいたほうがいい)。
とにかく人間というのは、よほどのきっかけがなければ変えられないのだから。
でも、望みをかけるなら、部下自身が積極的に挨拶をし続けることが肝心だろう。
もしそのまま挨拶しないのなら、いずれ、新しい部下に対して挨拶しない上司に成り下がってしまう。
歴史は繰り返されるわけだ。
挨拶しない上司にはどう対処すべきか
ここまでお読みになった人はお分かりかと思うが、挨拶しない上司にも、やはり、
率先して挨拶をする
ということが大切だろう。
まあ、したくないならしなくても良いが、自分から変わろうとせねば上司の二の舞になりうる。そして事態はより悪化する。「僕 私は気にしないんだ!」というならそれでOKだけど、じゃあなぜここまでお読みになっているのか。
・・・というわけで、挨拶はイイよ! ACジャパンじゃないけどw
最近は新型コロナで自粛ムードになっていて、なかなか面と向かっての挨拶はしにくいと思うが、目だけでもいいから、相手の存在を承認して、お互いの居心地を良くしよう♪