マスク暑い!息苦しい!…炎天下でのごまかし方と留意点
新型コロナの影響でマスク着用者が激増した。本来の目的を忘れ、ただ着けているだけの人、醜い顔(失敬!)を隠したいだけの人など、これぞとばかりにマスク流行をありがたく感じている人は多いだろう。
まあ冗談はさておき、最近、どこへ行ってもマスクの着用が暗黙の了解となりつつある。そこで、この暑い中、否応なくマスク着用している人もいると思う。
今回は、マスクが暑い!息苦しい!と感じている人に、炎天下でもオススメなごまかし方をお伝えする。暑い所での過酷な労働を強いられている人、またその管理監督者にも、是非参考にしていただきたい。ただ、留意点もあるので併記する。
<話の流れ>
マスク暑熱のごまかし方と留意点
炎天下でのマスク暑熱をできる限り感じなくする(ごまかす)ためには、やはり効果が持続する方法を追求する必要がある。冷やしマスクを使うとか、冷えピタや熱さまシートなどを使ったところで、その効果は一瞬。熱によってすぐに効果が無となる。
以下では、なるべくごまかし効果が持続する方法のみをあげていく。
ハッカ油を携帯して適宜使用する
ハッカ油は、その香りを嗅ぐだけでスーッとした爽快感を覚えるアイテム。ポケットサイズのハッカ油が販売されているので、それを携帯し、適宜使用すると良いだろう。アロマやゴミ箱等の異臭防止としても使用できる。
1滴垂らすタイプのものと、サッと噴きかけるスプレータイプがあるが、マスクに使うならスプレータイプのほうがオススメだ。
◆滴らすタイプ
◆スプレータイプ
留意点
ハッカ油は今や人気アイテムで、売上も急激に伸びているらしい。
そこまで神経質になる必要はないと思うが、念のため下記に留意されたい。
- ハッカ油は刺激が強いため、原液使用時は、マスクの外側の下のほうにつける。薄めて使うのもアリ。
- 爽快感がある程度続くが、それで熱中症を防げるわけではない。水分補給や気分転換は別途必須。
- 人に「湿布くさい」と思われる可能性がある。
- 肌が弱い人や赤ちゃんは、液に触れると肌荒れが起きる可能性がある。
- 衣類に付着すると変色する可能性がある。
冷感マスクを装着する
今や当たり前かもしれないが、冷感マスクを装着すると、肌ざわりや通気性が良く、従来のものよりはやや快適に過ごせる可能性はある。
新型コロナ禍により、実にいろいろなデザインの冷感マスクが開発されてきているので、下記のページで気に入りそうなものを探してみるのも良いだろう。
留意点
夏にふさわしい冷感マスクは、熱中症対策向けマスクでもある。
しかし、その利点が裏目と出てしまうこともある。
- ただでさえ予防効果の低いマスクだが、通気性が良くなると、さらに効果が落ちると見込まれる。
- パフォーマンス的な装着としてはふさわしいアイテム。
- 涼しげな商品名であっても、マスク自体が冷たいということはありえない(たとえ冷やされていても、冷涼感は一時的なもの)。
- 素材の良いものは値段が張る可能性がある。
- 結局、どんなマスクであれ暑いものは暑い。
外せるなら外そう!マスクに憑りつかれてはダメ!
マスクを外せる環境であるなら、マスクは外すのが賢明だ。
炎天下ではもちろん、室内であっても暑熱環境下であれば、マスクによる熱中症が懸念されるし、酸欠にもなりうる。「マスクをせよ」といった声や人の目が気になるところかもしれないが、それでかえって健康を損なっては元も子もない。真面目な人ほど注意が必要だ。
職場等でも、やはり “マスクを外して仕事をする” がベースであってほしいと私は願う。部下を持つ方々は、どうか、マスクに関してもっと寛容であってください。
前々から申し上げているが、今の日本のマスク信仰はどうかしている。日本の新型コロナ対策の優秀さの筆頭にマスク対策をあげている人もいるが、その説については直感的に違和感があるし、考えてみても、マスクの効果とまではさらさら思わない。
マスクは、飛沫防止に役に立つ。それは確かだ。
でも、そんなことは前々から重々知っている。今に始まったことではない。私も、症状があるときはマスクをするし、まわりにもそうしてほしいと思っている。
だが、今の日本は「マスクマスク!」と、なんかのひとつ覚えみたいで怖い。
潔癖である私が言うんだから、やはり異常なんだろうな。