会社の禁煙が強制へ!いきなりタバコがやめられない人へ

健康増進法の改正により、2020年4月1日から受動喫煙防止対策が強化された。
これにより、各都道府県も条例の改正に歩みを進めている。

それに従って、多くの会社等では、喫煙が完全に禁止される方向に向かっている。

でも、、、

これまで喫煙をしていた人にとって、いきなりの禁煙は精神的に厳しいものだろう。
お菓子を食べるの禁止!と、いきなり言われたようなものだし。

とはいえやっぱり、喫煙は受動喫煙を招きます。
それに、吸っている本人も、健康を害するだろうから良くない。

なので今回は、何か吸わないと落ち着かない人へ向けた記事。
私は非喫煙者ですが、一応 衛生管理者の国家資格を持つ人事・総務担当者としてアドバイスをしていこうと思います。

葉っぱの紙巻きタバコとは決別しよう!

「耳に・・・いや、目にタコができるほど聞いた(見た)わ!」
と怒られるかもしれないが、ごく一般的な葉っぱの紙巻きタバコとは、もう決別すべき。

きっと喫煙者ご本人は理屈では分かっていると思います。

でも、実際に行動に出ないのはなぜなのか。

それは、タバコの中毒性のせい。あなたは悪くない!

ご存知のとおり、ニコチンには強い依存性があるといわれている。

わかる。私も実は、タバコのニオイがけっこう好きで、煙が漂うと深呼吸したくなるときがあるw(健康を害するからしないけど)

それが中毒なのかは分からないが、やみつきになる感じはなんとな~く分かる気がする。

だからこそ怖い!

「あと1本あと1本」の繰り返しが、心身を蝕んでいってしまう。

ところが、やめられないから、皆さん苦労しているんだと思います。
「スパッとやめろ!!」と言われるが、それができればとっくにできているはず。だからタバコは怖い。

そこで考えるべきは、紙巻きタバコではなく、加熱式タバコや電子タバコはどうか?ということだ。
このどちらかに乗り換えることができれば、一歩前進したことになる。それを経て、完全に何も吸わなくなった人もいる。

もちろんスパッと何も吸わないのが一番だが、吸うことやめられないなら、まずは紙巻きタバコ以外のタバコにチャレンジしてみるべきだろう。会社でイライラしてまわりに当たるのもあれだし・・・。

加熱式タバコと電子タバコ、乗り換えるにはどっち?

加熱式タバコと電子タバコは、正式に区別されているわけではなく、定義にゆらぎがある。
以下の内容は、あくまでもひとつの見方なのでご了承ください。

加熱式タバコ(例:IQOS)は、紙巻きタバコと同様に、タバコの葉っぱを使っている。だが、燃焼させず、加熱機器で加熱させることによって香りや味をたしなむもの。などが良い例。たばこ税もかかる。

電子タバコ(例:VAPE)は、タバコの葉っぱは不使用。液体(リキッド)を電気で加熱して蒸発させ、その香りや味をたしなむ。タバコ葉を使っていないためたばこ税もかからず、改正健康増進法の対象にもならない。

以上のように、加熱式タバコと電子タバコは異なる。
ざっくりいえば、加熱式タバコは紙巻きタバコ寄り、電子タバコはアロマ寄りなイメージかと思う。ややこしいですね。。。

では、紙巻きタバコをやめたい人は、どっちにすべきだろうか。。。

答えは簡単。

電子タバコです。

段階的に加熱式タバコにする人もいると思うが、結局は、燃やすか熱するかの違いでしかなく、喫煙としてみなされる。

電子タバコの場合は、一般的な意味でのタバコとはちょっと異質なもの。だから、禁煙エリアでも吸うことができるお店などもある。ただ、紙巻きタバコと同様に扱っている地域や場所もあるので、一概には言えない点は注意。

ただ、禁煙を目指す人にとっては、電子タバコへの切り替えができれば、あと一歩といったところではないだろうか。

〈補足〉
いくら煙の出ない電子タバコであっても、水蒸気は出る。
マナー違反にならないよう、吸う場所は常に気にすることが必要。

電子タバコ等の2例

ではここで、最近人気の出ている電子タバコの例をあげてみる。

電子タバコと一口に言っても色々なので、商品紹介ページや販売サイトに書かれている説明文は、きちんと読まれたほうが良いでしょう。

+WEED

+WEED は、CBD(カンナビジオール)が売りのブランド。

CBDは「麻」の成熟した茎から抽出される成分。日本での規制はない。 
CBD リキッドをVAPEアトマイザーに充てんし、加熱して吸う。

見た目もシックでなかなかかっこいいと思う。
ハーブやピーチシャンパンなどのフレーバーを楽しめる。
⇒ 高品質な日本製CBDリキッド +WEED

ちなみに、CBDを売りにしている有名ブランドは、ほかに GREEN BULLDOG というのもある。
こちらはコーヒーやエナジードリンクなどいった、ちょっと変わったフレーバーがある。
⇒ GREEN BULLDOG(グリーンブルドッグ)

TARLESS PLUS

TARLESS PLUS(ターレスプラス)は、電子タバコというより、吸うアロマのブランド。

本体に、ショートカートリッジかロングカートリッジを差し込む。そこに好きな香りのリキッドを充てんし、加熱して吸う。

スターターキットが用意されているため、初心者でもとっかかりやすいかも。
日本食品分析センターにおける検査にも通過している。
⇒ 次世代型吸うアロマ TARLESS+PLUS

以上、2つの例をあげてみました。

どっちが良いのかは好みが分かれるところだろうが、個人的には後者の吸うアロマのほうが良いのではないか?と思う。というのも、よりタバコという概念から遠い気がするから。

まあ、実際に私は吸ったことがないので、正直なところよく分かりません。でもある程度人気があるようなので、一応調べてご紹介してはみました。

吸わなくて済むなら、何も吸わないのが一番

電子タバコは安全性が高いと言われている。

ただ、吸わないことに比べたら、きっと体には良くないと私は思っている。なぜなら、わざわざ異物を肺に取り込んでいるわけだから。

そういえば、夏に当然のように使っている蚊取り線香も、特に害はないと言われている。しかし、煤(すす)のせいでノドが変になることがある。

蚊取り線香ですらそうなのだから、何も吸わないのが一番なのは自明の理だ。

電子タバコの安全性についても、実のところ確たる保証はないとも言われている。さらに、今後電子タバコの研究が進めば、より自由に吸える可能性もあるし、従来のタバコのように禁止されてしまうほうに転ぶ可能性もあると思う。

だからこそ、スパッとやめられるならば、今すぐ何も吸わない生活に切り替えたほうが良いだろう。